はじめまして

 はじめまして。小説を書いたり、ハンドメイドアクセサリーを作ったり、読書したり映画を観たり、猫といちゃいちゃするのが好きです。

「国際結婚しています」と言うと、どのような経緯で知り合い結婚したのか、英語はペラペラなのかなどなど、よく質問されます。

 実は今月で、結婚式を挙げてから丸6年になりました。結婚式は夫の国ハンガリーにて、親族と数人の友人のみの小さな式でした。日本に帰国してからは、私の友人を呼びパーティをしました。

 元々は、イギリスに憧れていました。小学校6年生の頃から海外文学や洋楽にどハマりし、特に大好きだったのがMcFLYというバンド。高校に上がる頃にはイギリス留学を夢見るようになりました。ですが、英語能力が皆無。金銭的に留学は難しいし、この英語能力で留学なんてとても不可能だと考えて、国際交流会に参加することに。そこで、だいたい同じくらいの年頃の女の子や男の子たちと文通を始めました。国籍もみんなバラバラで、同じ高校生くらいの年齢でも環境は全く違いました。

 海外のポストカードや便箋が可愛らしくて、特に女の子のペンフレンドたちはお洒落なイメージが強かったです。お互いにプレゼントを交換し合った子も数人いました。しかし、英語で言いたいことが表現できず、長くは続きませんでした。辞書片手に何日もかかって返事をしていたので、徐々にペンフレンドたちと疎遠になって行きました。

 夫はそのうちのひとりです。当時は全く恋愛感情などありませんでした。海外映画に出て来る、いい人だけど序盤で死ぬようなキャラというイメージでした(笑)

 なぜ夫とは長くペンフレンドが続いたのかというと、日本語がペラペラだったからです(笑) 高校の頃から大学卒業まで国際交流会に参加していましたが、英語だけのやり取りだけだとどうしても長く続かないので、多少日本語に理解のある人を探しました。でも、夫も同じ考えで日本語の上達のために日本人のペンフレンドを募集していたというわけです。もうひとり、アメリカ人で夫以上に流暢に日本語を話す方とも知り合いましたが、関西弁で喋っていました。何ヶ国語も話せる人って、本当にすごいと思います。

 つまり話をまとめると、私は英語を勉強するつもりで始めた国際交流会で、日本語がペラペラのハンガリー人と出会い結婚に至った、というわけです。英語能力は当時と変わらずほぼゼロ。ハンガリー語も当然さっぱりわかりません。

 日本でのほほんと暮らしているので、ハンガリー語を至急覚えなければならないという焦りはありません。が、ハンガリーへ帰省すると向こう先でめちゃくちゃ焦って、帰りの飛行機の中で「絶対ハンガリー語覚えよう」と毎回心に誓い日本に帰国しています。でもやっぱり、難しくていつも挫折しています。

 ここは、そんな私(@FOLDVARI_NODOKA)がどうでもいいことを書き散らかす場所です。大した話はできませんが、暇つぶしにでもなれば幸いです。